紅仁株式会社

やってみよう!
次世代の陸上養殖

沖縄から発信 陸上養殖を通じて 美しい海と豊かな未来を

MESSAGE 代表メッセージ

アカジンの養殖、
やってみよう!
次世代の陸上養殖技術で
沖縄に豊かな未来を。

紅仁株式会社は、沖縄の三大高級魚の一つである「アカジンミーバイ」の陸上養殖事業を行うことを目的に2017年に創業し、その翌年に沖縄県大宜味村の廃校となった小学校を跡地利用する形で養殖事業を開始しました。

スジアラは沖縄では「アカジン」と呼ばれ、沖縄などの近海に生息するハタ科の魚ですが、希少であるために県民への供給は少ないのが現状です。
そこで、「年に1度でもいいから、沖縄のみなさんにもお祝いの時にでも食べてほしい」と思い、沖縄で養殖事業を行うことにしました。

私たちは、独自の養殖技術を確立し、難しいといわれたアカジンミーバイの陸上養殖における「赤化」に成功しました。
現在は、アカジンミーバイを始めとするさまざまな魚の養殖に取り組んでいます。

日々の研究開発の取り組みから作り上げた唯一無二の陸上養殖技術の目的は、まずはアカジンミーバイを沖縄の皆さんの食卓に届けること。
そして、産業振興や人材育成など、地域の活性化に役立てることにあります。

アカジンミーバイには、「赤い体の富を生む魚」という意味があるといわれていますが、私たちの陸上養殖技術の普及を通じて、沖縄に豊かな未来と美しい海をもたらす事業となるよう、今後も技術の進化、普及に取り組んでいきたいと思います。

この場所から世界へ 沖縄の富を届けたい

BUSINESS 事業内容

廃校になった小学校の跡地で、独自の陸上養殖技術とICTを融合。
スジアラなどの種苗生産や養殖技術の普及と人材育成。

「獲る漁業から育て収穫する漁業」の実現に向け、当社独自の陸上養殖技術にICTを加え、知見の普及・継承が可能なビジネスモデルを構築。
種苗生産を中心に、技術提供を目的とした成魚の養殖を行いながら、技術普及と人材育成に取り組んでいます。

「不可能」と言われた
赤い体色のアカジンの
国内初の完全天然赤化に成功

養殖は「不可能」といわれていた沖縄の高級魚アカジンミーバイ
一から作り上げた唯一無二の陸上養殖技術
種苗を育てる技術を次世代に伝え沖縄の富をこの場所から世界へ

陸上養殖で 私たちが大切にしていること

FEATURES 事業の特長

ハタ類をはじめ、さまざまな魚の養殖技術を研究開発。
沖縄の海で世界に通用する高い技術を次の世代へ。

陸上養殖に注目が集まる中、紅仁株式会社では、陸上養殖技術で先行する海外でも難しいといわれた、ハタ類を中心とした陸上養殖技術の研究開発に取り組み、種苗生産から養殖までの技術を確立。
世界のマーケットを視野に、高い技術の確立に向けたさらなる研究開発を進めています。

アカジン豆知識 体色が変化する不思議なサカナ、「アカジンミーバイ」

体色が変化

アカジンミーバイは、沖縄の言葉で「赤い体の富を生む魚」という意味があります。
「赤」はその鮮やかな赤い体色を指し、「仁」はお金を、ミーバイは「ハタ」を指しています。
沖縄ではお祝いの席などで食べられるアカジンミーバイですが、最初から赤いわけではありません。
アカジンミーバイは稚魚の段階から成魚となっても、海の環境に合わせて体色を変化させる魚で、もともとは灰色ですが、茶褐色や一部が赤色になったものもあり、海で取れたもので最初から赤い体を持つものは希少であるため、高級魚となっています。
養殖業界や研究者の間でも、アカジンミーバイの体色赤化を促す方法が長年研究されてきていますが、当社ではアカジンミーバイの生態についての研究を重ね、体色赤化技術を確立しました。

陸上養殖で こころ動く世界に

PROJECT 次世代に向けた
取り組み

沖縄に持続可能な水産業を
根付かせ、
美しい海を残していく。

紅仁株式会社は、養殖事業を通じた生産・加工・販売を一括で行う六次産業化を目指していますが、最終的なゴールは、養殖事業を通じての地域活性化や環境保護、水産業のエコシステムにつなげることにあります。
私たちの取り組みにより、沖縄に持続可能な水産業と美しい海を次世代に残していきたいと考えています。

  • 県内各地の自治体視察
  • 産業まつり等、地域イベントに参加
  • 海岸清掃ボランティア
  • ふるさと納税返礼品等の特産品を開発

これからも やってみよう!の精神で 明るい未来を目指します

OVERVIEW 会社概要

社名
紅仁株式会社(AKAJIN.INC)
所在地
沖縄県国頭郡大宜味村字津波283番地
設立
2017年6月
資本金
6,000,000円
代表者
代表取締役
後藤 徳彦
事業内容
養殖事業
水産種苗繁殖・養殖・陸上養殖技術・設備開発
養殖事業に関わる人材交流・育成
協業企業
株式会社NTTアクア
(https://www.ntt-aqua.com/)

沖縄県国頭郡大宜味村字津波283番地
那覇空港より沖縄自動車道を経由し、約90分